2021.02.01
制作・作品
帯バッグ。
この度、小杉工房(福井県丸岡町)のご協力の下、ゆかた帯でバッグを製作しました。
地域産業への理解とその継承を目的に実施しました。
この工房は、帯本来のかたさや品質と伝統を守り、本物の帯を製作しています。
「日本の伝統として本来帯には魔除けや縁起物の模様が多い」との説明を聞いて、
コロナの流行で大変なときに学生としてその意味を知り、新しいかたちに継承していく意味があると思いました。
工場見学、いくつかのデザイン試作と工房訪問を重ねて事業をすすめました。
コロナ禍でなにかと制限もあったので、当初の予定本数より少ない完成となりましたが、華やかで品のある作品がそろいました。
当校の国内外の関係者に配布し実験的に使っていただき、感想や評価をいただきながら、今後につなげていきたいと思っています。