HISTORY

学院について当校の歩み

福井から世界へ ファッション教育の歩み

1945-1970

昭和20~45年
昭和20年
福井市月見町に「文化式服装研究所」として 朝日きくを により創設。
昭和22年
福井文化服装学院 福井県知事より公認校として認可され、文化服装学院の連鎖校となり「福井文化服装学院」と称する。
昭和35年
創立15周年記念講習会 創立15周年記念として学院歌を制定。(作詞 室田外吉 作曲 雨田光平)
文化服装学院教授 小池千枝氏による立体裁断特別講習会を開催。
昭和42年
教育施設の充実を図るため月見町に校舎新築第1期工事を行う。
昭和43年
法人立に組織を変更し、学校法人朝日学園となる。

1971-1996

昭和46~平成8年
昭和49年
教育施設の充実を図るため第2期工事を行い校舎を増築。
昭和50年
心理学者白石浩一氏(昭和女子大教授)と文化服装学院長原田茂氏による「おしゃれと心理学」を開催。
昭和51年
学校教育法による専門学校として認可され「専門学校 福井文化服装学院」と称する。創立30周年記念として、服飾デザイナー細野久氏のセミナー「着こなしのアドバイス」を開催。
「はらだちほ」ファッションイラスト展を開催。
昭和52年
朝日きくを 藍綬褒章を受章、記念に針塚を建立。
昭和54年
年輪の心と装い 第1回シルバーファッションショー「年輪の心と装い」を開催、全国に報道される。
昭和56年
朝日恵子 パリ短期留学 朝日恵子パリに短期留学。(全国専修学校各種学校総連合会より派遣される。)
昭和57年
第2回シルバーファッションショー 第2回シルバーファッションショーを開催、再度全国に報道される。
昭和58年
朝日きくをブラジル政府よりアナネリー勲章を贈られる。
第1回ヨーロッパ研修旅行を実施。(以後継続して実施)
昭和60年
世界で活躍する日本人デザイナーたち 創立40周年記念として、ファッションショー「世界で活躍する日本人デザイナーたち」と「はらだちほ」ファッションイラスト展を開催、ファッションショーのー部がNHKTVによりニュースとして生中継される。
新学園歌を制定(作詞:中村メイコ/朝日きくを 作曲 神津善行)
記念式典、祝賀会を開催、シャンソン歌手イヴェットジローの友情出演を得る。
昭和62年
朝日きくを 勲五等瑞宝章を受章。
だるまや西武の依頼によりフロアーショーを行う。
昭和63年
文部省の職業教育高度化開発研究指定校となる。(平成3年に2回目の指定校となる)
平成元年
本校舎を新築移転福井市木田3丁目に本校舎を新築移転。
旧今立町の町おこしとして「ペーパーファッションショー」を開催。
平成2年
だるまや西武「花のイメージデザイン画展」に 協力し、実物を製作してフロアーショーを行う。
丸岡帯地織物組合の依頼により、創作帯結びと創作浴衣のファッションショーを行い、日本テレビ「ズームイン朝」にて全国に報道される。
だるまや西武において、当校独自のカリキュラム紹介による学生作品展「人、夢、ファッション。」を開催。
平成3年
朝日恵子 随筆集「人・夢・ファッション。」を出版。
文部省認定色彩能力検定を実施、以後継続して行う。
平成6年
校舎エントランスロビーにおいてピアノやフルート、ハープのコンサートを開始し、その後折々に開催する。
平成7年
この年よりヨーロッパ研修旅行にパリコレクション見学を行う。
ヨーロッパファッションセミナーを開催。(以後継続して開催)
平成8年
ファッションデザイナー、アニエスb.氏のアトリエを訪問 ヨーロッパ研修旅行でファッションデザイナー、アニエスb.氏のアトリエを訪問。
福井県警本部の依頼で安全反射材ファッションショーを行う。

1997-2019

平成9~31年
平成9年
創立50周年記念「朝日学園メモリアルホール」を建設。活躍する卒業生たちのファッションショーを開催。
ヨーロッパ研修旅行でアントワープ王立アカデミーを日本の服飾専門学校として初めて訪問。
平成11年
敦賀港湾100年記念ファッションショーを開催。
福井県福祉環境課の依頼によるユニバーサルファッションショーを開催。
平成12年
ニューヨーク在住ファッションコーデイネーター宇自可伶氏によるファッションビジネスセミナーを開催。(以後毎年開催)
平成13年
朝日きくを 福井県私立学校連合会創立50周年記念に功労感謝状を受ける。
朝日学園メモリアルホールにて田山淳朗氏によるファッションセミナーを開催。
「イタリアinふくい」にて5つのファッションショーを開催。
平成14年
ふくい市民オペラ「魔笛」の衣装を製作。
福井新聞社風の森ギャラリーのオープンを記念して「西洋服装史展」開催。(以後継続して開催)
平成15年
企画作品展 朝日きくを 91歳にて急逝。「創立者 朝日きくをを偲ぶ茶会」開催(供茶点前 松原弘恵)
ミラノにおける国際見本市「キビマート展」に参加。
金津創作の森美術館の依頼によりファッションショー「etherエーテル」を開催。
学生の企画作品展を開催(以後毎年開催)。
平成17年
さをり織ファッションショー「sin-呼吸」 第20回国民文化祭ふくい2005記念シンポジウム「スローライフのふるさとふくい」に朝日恵子はパネラーとして出演。(朝日恵子・第20回国民文化祭ふくい2005の基本構想起草委員長)
働く人の未来ファッションショー「ロウモード」を開催。
(第20回国民文化祭ふくい2005産業文化フェスティバルにおいて)さをり織ファッションショー「sin-呼吸」を開催。
大野ふるさと大使の制服をデザイン製作。(以後継続して担当)
平成18年
ディスプレイ制作 4年制学科「ファッションインスティトゥート科」を新設。
朝日恵子「クールビズセンスアップ講座」において講演。
産学協同ユニバーサルファッションショーを開催。
エコライフプラザ(福井駅前)の正面ウィンドーにディスプレイを制作。
平成19年
ファッションインスティトゥート科コレクション開催。(福井市美術館)
BCL福井ミラクルエレファンツのユニフォームの原案をデザイン。
平成20年
衣装製作 南越前市教育委員会の依頼により、ファッションショー「ROTUS INCARNATION ~ハスの化身~」を開催。
「車とファッションデザイン画展」を開催。(スズキアリーナ北インター店)
第3回勝山繊維展においてテーマディスプレイを松原弘恵が制作。
ふくい県民オペラ「森は生きている」作曲/林光 の衣装製作。
ファッションインスティトゥート科コレクション開催。(福井県立音楽堂大ホールホワイエ)
平成21年
後期(10月)入学制度を導入。
京福バスJR福井駅東口コンシェルジュの制服をデザイン製作。
BCL福井ミラクルエレファンツ選手用のサングラスの原案をデザイン。
松原弘恵が、朝日新聞にファッションコラム「きょうの朝カジ!」を1年間連載。
平成22年
APECエネルギー担当相会合記念ファッションショーを開催。(ホテルフジタ福井)
平成23年
近松スーパーシアターさばえによる「けいせい仏の原(原作:近松門左衛)」の舞台衣装をデザイン製作。
FBCサマーフェスタにてファッションショーを開催。
平成24年
ファッションショー「戦後ファッション65年、そして今。」 創立65周年記念式典およびファッションショー「戦後ファッション65年、そして今。」を開催。(福井県民ホール)
平成25年
反射材エキシビション(東京)に作品をデザイン製作して出品。(以後継続)
朝日恵子 服飾教育文化章を受章。
調停功労により藍綬褒章を受章。
平成26年
商品コンセプトディスプレイ制作 商品コンセプトディスプレイを制作。(スズキアリーナ北インター店)
ヨーロッパ研修として「ホワイトミラノ」等、展示会とショールームを見学。
田山淳朗氏による特別講義を開催。
ファッションインスティトゥート科コレクション開催。(朝日学園メモリアルホール)
平成27年
当校の活動・様子を紹介 松原弘恵によるコラム「暮らしのファッション」を日刊県民福井に1年間連載。
FBC福井放送「おはようふくいセブン」で当校の教育活動が紹介される。
FBCラジオ「いきいきセミナー」にて朝日恵子が高齢者の方へ着こなしのアドバイスを放送。
福井県繊協ビルの正面ウィンドーのディスプレイをデザイン制作。
福井テレビ「おかえりなさ~い」にて、当校の活動・様子を紹介される。
反射材エキシビション(東京)にて当校学生がデザイン・製作した作品を展示。
2016年NYコレクションセミナーを実施。
田山淳朗氏による特別講義を開催。
平成28年
企画展示「日本と西洋の400年」 卒業生・在校生の歴史服を展示。グリフィス記念館にて、企画展示「日本と西洋の400年」(記念館主催)に作品展示協力。
平成29年
福井駅西口ハピリンモールのウィンドーディスプレイをデザイン制作。
九頭竜化石研究会の制服をデザイン製作。
田山淳朗氏による特別講義を開催。
平成30年
福井国体開催記念ディスプレイをデザイン制作。(JR福井駅)
福井県立美術館開館40周年記念作品展示。(福井県立美術館)

2019-2024

令和1~6年
令和2年
高等教育修学支援制度の対象校となる。
新型コロナウイルス感染拡大による臨時休校中に、マスクを200枚ずつ製作し贈呈。(曹洞宗大本山永平寺と総持寺へ。)

全国有数の繊維総合産地
福井県にあるファッション専門学校

工場見学や実務体験を取り入れたカリキュラム

テキスタイル産地のファッションの専門学校として、素材の魅力を多くの人に伝えながら発展に貢献していくため、当校では工場見学や実務体験を取り入れたカリキュラムを採用しています。

福井県における繊維産業は、主な生産品目として、合繊(長)織物、人絹織物、絹織物等の長繊維織物、丸編ニット、トリコット、リボン、マーク等の細幅織物、レース、アパレル、紡績糸、合繊糸等の繊維品を製造、全国でも稀な繊維総合産地を形成しています。
そのため、織布業、編立業、撚糸業、サイジング整経業、染色加工業、縫製業、紡績業、合繊ファイバー製造業等の多種多彩な業種が集積し、流通を担う繊維商社の活動も活発で、産地の規模、技術力、商品開発力、品質等はいずれも、世界長繊維業界の中ではトップクラスに位置しています。

福井県

広幅織物

合繊長繊維織物の生産高は全国のおよそ50%を占める。福井の広幅織物は高い技術力と企画力に支えられ、常に世界の最高水準にあり、ファッション性豊かな婦人服などの衣料用のほか、各種産業資材など、あらゆる分野で使用。

丸編ニット

衣料用をはじめ、各種産業資材として、その特性を生かし、幅広く使用。
特に福井県は、トレーニングウエアにおいては、日本一の生産量。

経編メリヤス

経編メリヤスは高級ランジェリーやアウターとして愛用。
さらに非衣料分野へと用途が拡大し、カーシートなどの自動車内装材ほか、各種産業資材の生産量が約70%を占める。

編レース

優雅な美しさを持つレース製品は全国生産量の30%におよぶ一大産地。生産品は、レースカーテンなどのインテリア品が全体の約40%を占める。
一方、インナーや高級婦人服、産業資材分野でも多く使用。

染色加工

繊維素材の一大生産基地を背景に染色加工高は全国第一位であり、特に長繊維織物は全国のおよそ50%を占める。
染色加工の歴史は古く、加工に関するノウハウも多く、その優秀な技術に加え、画期的な生産システムが開発され、夢広がる製品を消費者に提案。

繊維染色

糸染めを主体に、テープ、紐類を染色、加工する福井県繊維染色業界では、求められる新素材と複合素材に応じて、あらゆる繊維の染色技術を取得し、高品質と早いデリバリーで、北陸、中京、関西、そして海外へと市場を拡大。

縫製

縫製では、多様化、高級化する消費者ニーズに即応したファッション産業を目指し、魅力ある最終製品を提供。
高品質の婦人アパレルをはじめ、スポーツウェアなどを生産。

<<一般社団法人 福井県繊維協会HPより>>